車の擦り傷、どうしたらいいかと、お悩みでしょうか?
知らぬ間にできた擦り傷や、障害物と接触して付いた傷など、種類は様々かと思います。
今回は、車の傷の種類に始まり、自分で手軽に直せる傷の修理方法3選まで、紹介していきたいと思います。
紹介する修理方法により自分で傷を直せれば、修理費用を安く抑えることができるでしょう。
また、修理屋さんに依頼するか迷っている方に向けて、修理費用の相場や修理にかかる時間などもお伝えしていきます。
擦り傷の正しい対処法を知れば、コストと時間を抑えて、擦り傷を直すことができるでしょう。
これから自分で直してみたい方や、修理屋さんに依頼をしようか考えている方の参考にして頂ければ幸いです。
知っておきたい!車の傷の種類
車の擦り傷の種類では、主に3つに分けられます。
・線傷
・洗車傷
・凹み傷
「線傷」と「洗車傷」は日常生活の中で付きやすく、使用年数の長い車でよく見られます。
電柱や縁石、車庫入れなど障害物との接触によって、できてしまうのが「凹み傷」です。
ここでは、それぞれの擦り傷がどのような場面で付いてしまうのか、詳しく説明していきます。
白い線状の擦り傷とは?
白い線状の擦り傷は、「線傷」と呼ばれています。
運転席のドアノブやボディの側面で、よく目にしないでしょうか?
道路に飛び出ている木々と接触したり、走行中に飛び跳ねる小石や砂によって傷が付いてしまうのです。
他には、車のキーや爪で引っ掻いてしまうと、意識せずに線状の擦り傷を付けてしまいます。
線傷は、日常生活で付いてしまう為、使用年数が長い車ほど多く見られます。
近づくと見える細かな擦り傷
細かな擦り傷は「洗車傷」と呼ばれており、洗車で使用するブラシや拭き上げ時のタオルによって付いてしまう傷になります。
車に近付いた時や太陽の光加減によって、細かな擦り傷が気になったことはないでしょうか?
洗車には柔らかいブラシや布を使用しますが、拭いたり擦ったりしてしまうと細かな傷がつきます。
ガソリンスタンドでも洗車機を手軽に使える為、洗車傷は日常的に付いてしまうのです。
深刻なダメージ?障害物に接触した擦り傷
車庫やブロック塀、縁石などの障害物に接触した擦り傷は、「凹み傷、塗装の剥がれ」と呼ばれます。
これらの傷は車に深刻なダメージとなり、ふとした瞬間の不注意や外部からの強い接触により付いてしまう傷。
日常的な場面では、見えづらい縁石に接触してしまった時や車庫へのバック駐車など、不注意によって傷が付きます。
凹み傷や塗装の剥がれを放置すると、ボディの劣化を早めサビの原因にもなり、最終的には他の部分まで傷んでしまうのです。
自分で直せる!車の擦り傷修理3選!
ここでは、自分で手軽に直すことができる修理方法を、3つ紹介します。
「コンパウンド」「タッチペン」「スプレー塗装」のツールを使用した、擦り傷の修理です。
擦り傷の程度によって、使用するツールを使い分けましょう。
自分で擦り傷を直せれば、修理屋さんに依頼するよりも安く済み、時間もかかりません。
また、自分で直すときに気を付けるポイントもお伝えするので、チェックしてみてください。
「コンパウンド」細かい擦り傷を手軽に直せる
「コンパウンド」とは、クリーム状や液体状の研磨材であり、専用のスポンジや布と一緒に使用します。
コンパウンドは誰でも手軽に使用でき、細かな擦り傷をキレイな見た目に変えられるのです。
近くで見たときに気になる擦り傷の上から、コンパウンドを使用して磨くことでツヤツヤしたキレイな見た目を取り戻せます。
また、研磨材であるため過度に磨いてしまうと、ボディにまで傷付けてしまうため注意が必要です。
「タッチペン」小さな擦り傷は、これで充分
白い線状の擦り傷や小さな傷には、「タッチペン」を使えば手軽に直せます。
ペンと同じ形のため誰でも扱いやすく、擦り傷の修理をしたことが無い方に最適です。
タッチペンの使い方では、傷のある部分の上からなぞるだけで直すことができます。
また、タッチペンを選ぶ際には、自分の車のカラーナンバーを見つけて下さい。
車種によって適切な色があるため、カーショップやネット通販で購入する際には、カラーナンバーをチェックしましょう。
「スプレー塗装」大きな擦り傷も、一気に修復!
「スプレー塗装」では、広範囲な擦り傷を直すのに最適な一方、技術が必要となる場面があります。
スプレー塗装をする際には、マスキングテープを使用して傷周りをカバーし、対象となる擦り傷にスプレーを吹き付けることで一気に直せます。
本格的に直そうとすると、塗装部分の下地を剥がしたり、さまざまな種類のスプレーを用いるなどと、専門的な技術と知識が必要です。
また、スプレー塗装では広範囲に吹き付けるため、窓やミラーなど余計な部分まで塗装してしまう恐れがあるので注意。
自分で直すときに気を付けるポイント
自分で直すときに気を付けるポイントは、自分で直せる擦り傷なのか調べてみることです。
擦り傷の程度によっては、自分で直さない方が良いケースも存在します。
ネットの情報だけで直そうとすると、思っていたよりも時間とコストがかかり、仕上がりにも不満が出てしまうことがあるのです。
最初から修理屋さんに任せていた方が、安くキレイに直せたりするので、一度相談してみる価値はあります。
難しければ人に頼ろう!修理屋さんに任せてみる
擦り傷を自分で直すことが難しい、思ったより手間がかかると感じた方は、まず修理屋さんに相談してみましょう。
ここでは、擦り傷の費用相場や修理にかかる時間、依頼するときの注意点をお伝えします。
また、相談する際には見積もりを取れば、明確な費用の内容が分かります。
修理屋さんに任せることができれば、どのような擦り傷も確実にキレイに直してくれるでしょう。
擦り傷の修理費用、相場はいくら?
擦り傷の修理費用相場では、依頼する場所と擦り傷の種類によって価格が変わります。
依頼する場所では、大きく分けて「ディーラー」「カーショップ」「車修理専門」の3つに分けられます。
修理を依頼する場所によっても、メリットとデメリットがあります。
依頼場所 | 相場価格 | メリット | デメリット |
ディーラー | ¥15,000円〜 | 純正のパーツを豊富に取り扱っている | 修理費用は高めの傾向 |
カーショップ | ¥10,000円〜 | 迅速な対応が可能 | 傷によっては直せない物もある |
車修理専門 | ¥3,300円〜 | 手頃な価格と高い技術力 | 初めての方は依頼しにくい雰囲気がある |
また、擦り傷の程度によって価格も変わるので、トータルの費用を知るためにも車を見てもらいましょう。
まずは相談!修理屋さんで見積もり取ろう
修理屋さんに相談する際は、必ず見積もりを取るようにしましょう。
修理した後に、「思っていたよりも費用がかかってしまった…」という事態を防げます。
実際の擦り傷を見てもらった上で見積もりを取れば、施工費用から材料費などが分かり、明確な価格を知ることができます。
見積もりを取らずに修理依頼をしてしまうと、思わぬ料金を取らねかねません。
明確な費用が提示された見積書を出してもらいましょう。
擦り傷の修理にかかる時間はどのくらい?
修理にかかる時間は、早い場合だと半日、長くても2日〜4日となります。
擦り傷のサイズが10cm程度であれば、多くの場合、半日で修理が完了します。
一方、凹み傷や塗装の剥がれがある場合は、2日〜4日見ておくといいでしょう。
傷の状態によっては、当日に直してくれることもあるので、まずは車の擦り傷を見てもらいましょう。
また、GWやお盆、年末年始の大型連休前には混雑するため、依頼する時期にも注意して下さい。
修理屋さんに依頼するときの注意点
修理屋さんに依頼する時の注意点として、以下のことが挙げられます。
・見積もりの明確な表記
・分かりやすい修理の説明
・アフターフォローへの対応
見積もりについては、必要な費用が明確に表記されている書類の提示。
修理をする際には、必要となる工程を分かりやすく説明してくれる、修理屋さんを選びましょう。
また、修理後のアフターフォローにも対応しているか、チェックも忘れずに。
まとめ
車の擦り傷は、修理屋さんに任せれば安心して確実に直すことができます。
本記事では、知っておきたい車の擦り傷の種類や、自分で直せる修理方法3選を紹介しました。
それに加え、修理依頼する際の費用相場や、かかる日数、修理屋さんを選ぶポイントもお伝えしました。
修理屋さんに依頼すれば苦労もせず、自分で直すよりも安く確実にキレイに直すことができるでしょう。
擦り傷を自分で直すか、修理屋さんに任せるか迷っている方がいましたら、この記事をぜひ参考に考えてみてくださいね。
ご自身での修理にご不安を感じる方や、自動車修理工場に意見を聞いてみたい方は、是非お近くの信頼できる自動車修理工場にご相談してみてくださいね。
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